姿勢を意識しても肩こりは改善しない理由!

肩こりが姿勢を意識しても改善しない理由とデメリットについて解説します。
姿勢を意識することで起こる筋肉の緊張や負荷、長期的な効果の欠如など、意識的な姿勢改善の落とし穴を理解しましょう。

姿勢の悪さが肩こりを引き起こすメカニズムとは

①前かがみの姿勢と肩周りの筋肉の緊張
デスクワークやスマートフォンの使用など、長時間同じ姿勢を続けることで、多くの人が前かがみの姿勢になりがちです。
この姿勢では、首や肩の筋肉が緊張し、血液や酸素の流れが悪くなります。
その結果、筋肉が硬くなり、痛みやこりを引き起こす可能性があります。

②首と肩の関節の不自然な負担
姿勢の悪さにより、首や肩の関節にも不自然な負担がかかります。
例えば、前かがみの姿勢では首が前方に突き出し、肩が内旋してしまいます。(いわゆる内巻きの状態ですね)
これにより、首の筋肉や関節が緊張し、肩の可動域が制限されることがあります。
その状態が長く続くと、肩こりや首の痛みの原因になります。

その結果、肩こりが起こりやすい状態になります。

姿勢を意識してもなぜ改善されないのか?意識的に姿勢を正そうとすることのデメリット

①筋肉の緊張
意識的に姿勢を正そうとすると、筋肉に無理な力がかかる傾向があります。
これにより、本来必要のない筋肉が緊張し、疲労や痛みを引き起こす可能性があります。
また、筋肉が長時間にわたって緊張し続けると、血液や酸素の循環が悪化し、肩こりや筋肉の硬直を引き起こすこともあります。

②過度な負荷
意識的に姿勢を正すために無理な力を加えると、関節や脊椎に過度な負荷がかかる可能性があります。
例えば、無理に胸を張るために肩を引き下げたり、お尻を締めるために腰を過度に反らせると、関節や脊椎に不自然な力がかかり、逆に姿勢が悪化する恐れがあります。

③長期的な効果の欠如
意識的に姿勢を正そうとすることは、一時的な改善をもたらすことがありますが、長期的な効果が得られない場合があります。
姿勢は日常生活や習慣によって形成されるものであり、単に意識だけで変えられるものではありません。
持続的な姿勢改善には、身体のバランスや筋力、柔軟性の向上など総合的なアプローチが必要です。

以上のデメリットから、意識的に姿勢を正そうとすることには注意が必要なのです!

当院では、姿勢を意識せずに、リラックスした状態で日常生活を送ってくださいとアドバイスしています!
無理な力の加え方や過度な負荷を避けましょう!

姿勢を意識しても肩こりは改善しない

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